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都市内スピード配送サービス「大馬鹿速運(DML-EXPRESS)」を手がける「念念分享科技発展有限公司」が、シリーズBで1億元(約16億円)を調達した。リード・インベスターはテンセント(騰訊)。
同社の共同創業者・宋秉政氏によると、今後は従来の配送サービスを行っている多数の物流企業と提携し、事業者向けの同一市内配送サービスにおいて配送コストの削減と効率性の向上を推し進め、プラットフォームの全国展開を実現させるという。
大馬鹿速運のビジネスモデルはAIによるスケジューリングアルゴリズムに基づき、物流センターに荷物を集めることなく市内配送を行うというもの。このモデルは緻密な配送ルートの設定や配送員とのきめ細かな連絡が鍵となるため、AI開発力の増強が必要のほか、経営側の運営手腕も問われる。
市内配送サービスを手がける同業他社の多くは、同一市内配送の単価を15~20元(約235~315円)に設定しており、配達完了は翌日になってしまう。しかし大馬鹿速運は単価がおよそ8~12元(約125~190円)で、配達の注文を受けてから30分以内に集荷に向かい、4~5時間以内に配達を完了することが可能となっている。
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