産業用ロボット「MEGAROBO」が約32億円を調達 ライフサイエンス分野の自動化研究ラボを設立

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産業用AIロボットメーカー「鎂伽(MEGAROBO)」はこのほど、シリーズBで3000万ドル(約32億円)を調達したと発表した。リード・インベスターは「創新工場 (Sinovation Ventures)」、コ・インベスターは既存株主の「Robert Bosch Venture Capital」など。

鎂伽はこれと同時にサブブランド「鎂伽鯤鵬実験室(MegaLab)」を立ち上げたことを発表。同実験室では、ライフサイエンス分野におけるロボットと人工知能技術の応用について探究するという。

調達資金は鎂伽の主要事業の拡大継続と鯤鵬実験室の研究開発継続および構築に充てられ、ライフサイエンス業界のオートメーション化などの分野における競争力を向上させるという。

鯤鵬実験室の主任科学者である王承志博士によると、鎂伽は過去1年間に業界に先がけて哺乳動物の細胞培養を全オートメーション化し表現型スクリーニングを行うプラットフォーム、遺伝子編集プラットフォーム、薬物のハイスループットスクリーニングプラットフォームを独自に開発し、これらに基づいたサービスを数十社の業界トップクラス企業に提供したという。

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