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中国ライドシェア大手「滴滴出行(DiDi)」傘下の新エネルギー車(新エネ車)用充電プラットフォーム「小桔充電(ORANGE ENERGY)」と自動車用ホイールメーカー「浙江金固(Zhejiang Jingu)」が戦略的パートナーシップ協定を締結した。両者はリミテッドパートナー(LP)を設立し、新エネ車用充電ステーションの展開と運用で協業していくという。
浙江金固が公表した文書によると、新たに設立されるのは「杭州金木吉新能源科技合夥企業(LP)」(仮称)で、登録資本金は6000万元(約9億4000万円)。浙江金固の完全子会社でタイヤ修理などの自動車アフターサービスを手がける「特維輪網絡科技(Toowell Network Technology)」と小桔充電の関連企業である「福州匯桔新能源科技」、および先日両社が先立って設立した「杭州金小桔新能源科技」の3社が共同で設立し、特維輪網絡がうち4900万元(約7億7000万円)を出資して全株式の81.67%を保有することになる。
ある研究機関の統計によると、中国全土における充電設備設置台数は2020年10月の時点で149万8000台にのぼり、前年同期から30.9%増加している。30%超という高い増加率でありながらも、車両と充電設備の台数比率はいまだ3対1であるという。新エネ車の保有台数が急速に増えているにもかかわらず充電設備の不足が顕著で、充電設備市場はまだまだ潜在的なものも含め発展の余地が大きい。
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