中国版Twitter「微博」が2020年第3Q決算発表 月間アクティブユーザー数が前期比1100万人減

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中国版Twitter「微博」が2020年第3Q決算発表 月間アクティブユーザー数が前期比1100万人減

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2020年12月28日夜、中国ソーシャルメディア大手の「新浪微博(Weibo)」(以下「微博」)が2020年第3四半期(7月1日~9月30日)の財務報告書を発表した。売上高はウォール街アナリストの平均予測を上回る31億9600万元(約508億円)となり、この内、広告事業の売上高は前期比18%増の28億5800万元(約454億円)だった。2020年9月の微博の月間アクティブユーザー数(MAU)は5億1100万人で、6月に比べ1100万人減少した。財務報告書の発表後、微博の株価は大幅に値下がりした。

2009年に発足した微博は、中国ソーシャルメディアの画期的なサービスだった。しかしその後中国モバイルネットワークのユーザー増加が頭打ちとなり、トラフィックプールは飽和状態に。ショート動画、ロング動画、各種ニュースプラットフォームなども競って微博の既存ユーザーを奪取しようとしている。

2019年の世界SNSプラットフォーム人気Top10ランキングでは、テンセント(騰訊)のチャットアプリ「WeChat(中国国内版は「微信」)」が第4位、同じくテンセントのチャットアプリ「QQ」が第7位、新世代を代表するショート動画アプリ「TikTok(中国国内版は「抖音」)」が第9位に入り、微博はなんとか第10位に滑り込んだ。

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