美麗連合集団(Meili)はアメリカとIPO目論見書を交わす  2億を超えるユーザーが深みにはまる

蘑菇街(mogujie.com)や美麗说(meilishuo.com)の親会社、美麗連合集団が上場した。

今日の財新ニュースによると、美麗連合集団は7月19日アメリカ証券取引委員会(SEC)に市場参入の目論見書を提出した。

興味深い現象として、国内で名の知られたE-コマースのほとんど全てがアメリカ市場を選択しているということである。既に参入しているアリババや京東(JD.com)、寺庫(SECOO)、唯品会(vip.com)だけでなく、近々IPO申請を行う拼多多(ピンドォドォ)もアメリカ市場に参入している。美麗連合集団もアメリカ市場を選択しているが、恐らくアメリカの投資家がE-コマースのモデルを良く理解しているからだと考える事ができる。

美麗連合集団は国内では女性向けのソーシャルコマース(ソーシャルeコマース)として有名である。傘下には美麗説、蘑菇街、 MOGU、淘世界、uni、鋭鯊(ルイシャ)等の商品マトリックスを含み、公開データでは累積2億人以上のユーザーがいる。

傘下に抱えるブランドである蘑菇街や美麗説を例に挙げると、若い女性グループの間での知名度が高い。その中でも蘑菇街は買い手のパターンを主とした消費プラットホームを使っていることが国内では知られている。18歳〜23歳の若い女性にライブ配信やネット通販を提供しているのである。美麗説は更に高い消費力を誇っており、成熟した若いホワイトカラーの女性をターゲットにし、その平均年齢が23歳〜30歳となっている。現在美麗説は既に累計1億人を超すユーザーを抱えている。

2億人のユーザーを超えたとしても、主に消費するカスタマーの消費需要と購買力は強い。しかし美麗連合集団は依然として困難な状況に置かれている。一般的には、このような単一商品を主としたネットショップは阿里、京東等のEC大手が遭遇する同じ問題に直面する。先日ある業界人にインタビューを行った際にも、美麗連合集団が京東に身売りをしようとしている動きがある事が分かり、垂直統合型E-コマースを大型プラットホームとして購入する動きとしてみられている。

主要な消費市場は既に淘宝(タオパオ)、天猫(Tmall)、京東が大部分を占め、ほとんどのE-コマース市場はシェアの外だ。美麗連合集団も唯品会、小紅書(RED)等の多くの競合製品からの競争ストレスに直面している。更に厳しいのは、網易考拉(KOARA)、網易厳選(NetEase)、小米有品(シャオミヨウピン)、蘇寧易購(suning.com)も台頭してきており、沈んでいるチャネルの拼多多も、この1つの大きなケーキを奪い合っている。

この外にも、美麗連合集団は何度も業績が下降し、人員削減等のマイナス面がニュースとして流れている。2016年〜2017年の間には何度も100人以上のリストラが行われたのである。

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