電動シェアサイクル、今年中に米国でIPO、3億ドル調達の見込み

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中国で電動シェアサイクルサービスを展開する「松果出行」が、今年中に米国で上場する予定で、IPO手続のため既にモルガン・スタンレーなどの投資銀行を選定したという。資金調達規模は3億ドル(約329億円)となる見込みだ。これまでのところ、この件について松果出行からの回答はない。

松果出行は2017年8月15日に設立された。 2018年にエンジェルラウンドで「険峰長青(K2VC)」から資金を調達して以降、資金調達についての情報は公表されてこなかった。創業者の翟光龍氏は生活関連サービス大手「美団(Meituan)」創業メンバーの一人だ。

松果出行は地方のモビリティ市場に焦点を当てており、2020年12月末時点で、中国全土24省の1000近くの県城(県政府所在地)や県級市(中国の行政区分で県と同等の市)にサービスを展開。5000万人近くのユーザーを擁し、1日あたりの利用件数は300万台を超える。

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