日本でも活躍、ロボットビジョン技術の「Mech-Mind」が数十億円の資金調達

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ロボットビジョン技術を開発する「梅卡曼徳機器人(Mech-Mind Robotics)」がシリーズCで数億元(約数十億円)を調達したことがわかった。リードインベスターは生活関連サービス大手の「美団(MEITUAN)」で、コ・インベスターは既存株主のセコイア・キャピタル・チャイナと「源碼資本(Source Code Capital)」だ。今回は、同社の過去12カ月間で3回目の資金調達となった。

美団はロボット産業のスタートアップに積極的に投資しており、これまで「普渡科技(Pudu Technology)」、「盈合機器人(Yinghe Robot Company)」、「高仙機器人(Gaussian Robotics)」に投資してきた。

Mech-Mindの創業者邵天蘭氏によると、今回調達した資金は営業強化、アフターサービスの向上、人材育成などに充てられ、新たなニーズを掘り起こすことを重点としたいという。

Mech-Mindは2016年創業で、3Dビジョン技術関連のハード、ソフト、アルゴリズム、アプリケーションなどを開発している。主な製品に業務用3Dカメラの「Mech-Eye」、パターン化ロボットビジョンソフトの「Mech-Vision」、ロボットのスマートプログラミング環境「Mech-Viz」などがある。

同社の製品とサービス

同社は開発した技術をロボットのソリューションプロバイダーやインテグレーターに提供することを中心とし、新規分野においてのみエンドユーザーに直接販売することもある。邵氏はこうした事業モデルを、「手つかずの土地を自社で開墾し、その後はパートナーとともに耕し、収穫を目指す」とたとえる。現在、300以上の企業と取引をしており、1000以上の導入例がある。業種は自動車製造、物流、家電製造、鉄鋼、家具、電子産業など多岐にわたる。

Mech-Mindの本社は北京にあり、上海、深圳、ミュンヘン、東京に支社を持つ。長沙、青島にはサポートチームが常駐する。現在の従業員は300人強で、2019年初頭の2倍だ。優れた製品力とパートナー企業の支援によって、昨年の新型コロナ禍の最中も、日本などの海外市場で重要な顧客を獲得した。

ロボットビジョン分野において、3Dビジョンは2Dビジョンよりも多種多様なタスクに対応でき、より多くの作業の自動化を実現できる。今後は食品産業、梱包業、印刷業での3Dビジョンの導入が進むと見られ、市場規模は数千億元(数兆円)に上る。現時点で中国のロボットビジョン市場では、日本のキーエンス、米コグネックスなどの大手が70%以上のシェアを占めるが、中国発のスタートアップも成長が著しい。

梅卡曼徳は上記の自動車、家電、物流業でさらなる売上増を目指すほか、コストを抑えると同時に技術を向上させ、金属加工、建築、家具、倉庫、農業などで市場開拓を行う予定だ。

(翻訳・小六)

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