セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
Ejoy.com 傘下ブランドQookka Gamesが配信する歴史シミュレーションゲーム(SLG)『三國志・戦略版』の総ダウンロード回数が5000万回を突破したことがわかった。ローンチわずか1年で、スマートフォン向けSLGとしては最高の売上高を記録している。
米モバイルアプリ調査会社Sensor Towerが今年4月に発表したデータによると、『三國志・戦略版』はApp StoreおよびGoogle Playでの推定総売上高が全世界で10億ドル(約1100億円)を超えたとみられ、スマホゲームとして世界の上位5位圏内に躍り出た。
『三國志・戦略版』ローンチ以降の数々の達成事項を振り返れば、見事なスタートダッシュだったといえる。2019年9月20日にApp Storeで配信開始されると即日におすすめとして「Today」タブに掲載され、無料ゲームランキングの首位にランクイン。さらにApp Storeエディターによって2019年度のおすすめゲームに選出された。
2020年5月および7月には、中国の国民的MOBAゲーム『王者栄耀(Honor of Kings)』とFPSゲーム『和平精英(Game for Peace)』を抑え、中国のApp Store無料ゲームランキングで首位を獲得、長期に渡りTOP10圏内にランクインし続けた。
同年末には中国中央電視台(CCTV)のニュース番組「新聞直播間(Live News)」で、「2020年中国ゲーム産業年会(China Game Industry Annual Conference)」の一部として報道された。『三國志・戦略版』は正当な三國志文化を伝える存在として国営テレビのお墨付きを得たうえ、中国の伝統文化とゲームを融合させた代表的な成功例として紹介されている。
今年1月初めには海外版もローンチ。初日に中国香港・マカオ・台湾、シンガポール、マレーシアのApp Storeで無料ゲームランキング首位となる。全世界で人気のMOBA『リーグ・オブ・レジェンド』を抑え、世界を席巻する戦略SLGとなった。
SLGとして中国国内で王座を奪取してからは海外市場への攻勢も続け、カテゴリーを超えた最高の成績を収めている。前述エリアの好成績を追い風に、Sensor Towerによる今年3月の中国発モバイルゲームの海外売上高では15位にランクインした。
『三國志・戦略版』の日本語版となる『三國志 真戦』もすでに日本で事前登録を開始しており、近くリリースされる予定だ。
(編集:愛玉・Ai)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録