ソフトバンク、蔚来汽車への出資見送りか。米紙報道

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国の電気自動車メーカー蔚来汽車(NIO)の株式公開(IPO)で出資を検討していたソフトバンクグループは、出資を見送ることにした。関係者は、「ソフトバンクは電気自動車業界に関心を持っているが、どこに出資するかは決めていない」と述べた。

蔚来汽車は8月14日に米証券取引委員会(SEC)にIPO目論見書を提出。調達予定額を18億ドル(約2000億円)としている。29日に目論見書を更新し、9月12日にニューヨーク証券取引所に上場する方針を明らかにした。1株の価格は6.25-8.25ドルで、調達価格は10-13億2000万ドルと、当初より低くなった。

目論見書によると、蔚来汽車は4月に電気自動車SUV ES8の納車を始めたが、その後の納車は遅れている。同社は年内に1万台納車を打ち出しているが、8月までの納車は1381台にとどまる。

蔚来汽車が大量生産に足踏みするテスラと同じ道をたどるとの懸念もあり、ソフトバンクがIPO直前に出資を取りやめたことも、その表れかもしれない。

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