ロボットの「自己進化」目指すーー中国発フィジカルAI「SynapX」、創業3カ月で80億円
公開日:
フィジカルAIの開発に取り組むスタートアップ「章魚動力(SynapX)」はこのほど、初の資金調達ラウンドで5000万ドル(約80億円)近くを調達したと。本ラウンドは、地平線機器人(Horizon Robotics)や高瓴創投(GL Ventures)、シャオミの戦略投資部門、順為資本(Shunwei Capital)、線性資本(Linear Venture)の5機関が共同で出資した。調達資金は中核技術・製品の研究開発、マルチモーダルデータシステムの構築、世界的に優秀な人材の採用に充てられる。
SynapXは2026年1月、清華大学出身の都大龍氏が設立したばかりのAI新興企業だ。独自のシステムアーキテクチャ「SYNTH」を軸に、操作知能(SYNAction)、物理世界モデリング(SYNWorld)、データシステム(SYNData)の3領域を連携させることで、ロボットが複雑な操作タスクをより効率的にこなし、自律的に進化できる仕組みの構築を目指している。
その中でも、SynapXが構築したデータシステム「OPDS(Omni-modal Physical Data System)」は、独自のハードウエア設計と革新的なAIアルゴリズムにより、視覚、力覚、触覚などマルチモーダルな物理的信号の高精度な収集と大規模な生成を実現し、基礎モデルの継続的な進化に大規模かつ高品質なデータを提供する。
*1ドル=約159円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)