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【新華社南京】中国江蘇省蘇州市で18日、長江デルタ中日協力イノベーション発展サミットが開かれ、両国の協力・交流のための新たな担い手とチャンネルが誕生した。総額15億7000万ドル(1ドル=約110円)に上るプラットフォームと産業プロジェクトの契約12件も同日締結された。
長江デルタ中日医療機器産業連盟は、両国の関連企業や承認部門、蘇州市医療機器産業協会、SGS社などと交流・協議メカニズムの構築を打ち出した。蘇州ハイテク産業開発区における日系医療機器企業の定着・発展を促進させる。
長江デルタの中日企業による環境に配慮した持続可能な発展宣言も発表された。同地域での環境イノベーションの中日協力を促進し、日系企業と協力してグリーン(環境配慮型)社会を共同で形成する。
今後、両国の若者が共に研さんし、蘇州の江南文化と歴史の理解を深める場として、江蘇中日友好モデル地区と長江デルタ中日青少年江南文化実践拠点も設立された。
両国企業の第三国市場協力の実習拠点も始動。協力による海外進出を促し、両国企業の市場空間開拓を後押しする。
中日グリーン産業イノベーション協力モデル区の建設も開始。中日企業や研究機関、地方政府などがグリーン産業発展分野で協力するためのプラットフォームを構築する。
長江デルタ地域有数の日系企業集積地である同ハイテク区には、世界の上位500社入りした17社など計620社が集まっている。累積投資額は200億ドルを上回り、電子情報や精密機械、ファインケミカルなどの分野でサプライチェーンがほぼ形成されている。(記者/劉巍巍)
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