佐川急便導入の中国EV企業、中国向けに新エネ宅配車製造

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

佐川急便導入の中国EV企業、中国向けに新エネ宅配車製造

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

「五菱汽車集団(Wuling Motors)」は、傘下の「柳州五菱汽車工業有限公司(Liuzhou Wuling Motors Industrial Co. Ltd.)」(以下「五菱工業」)が集中購買プラットフォーム「快採雲」を運営する「浙江蜂網集採信息技術有限公司(Zhejiang Fengwang Centralised Purchasing Information Technology)」と、6月11日に戦略的協力協定を締結したと発表した。両社は宅配業界における新エネ車の普及・利用を促進し、 2022年12月31日までに集中購買センターのプラットフォームで合計1万台を販売する計画とのこと。

今回の提携により、五菱工業は、新エネ車や低温輸送車両などに限定せず、宅配のニーズに対応するモデルのオーダーメイド生産を行い、蜂網集採に中国国内での優遇された価格で販売できるようにする。

先日、宅配便大手の佐川急便(SGホールディングス)は、EVベンチャー「ASF株式会社」に委託して、同社の宅配用軽自動車7200台を電気自動車(EV)に切り替えると発表した。この電気自動車のOEM生産を担当するのも五菱工業である。

ASFと五菱工業の上層部は、新エネ宅配車両3万台購入で基本合意しており、初ロットは来年後半には納車される見込みだ。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録