シェア自転車の哈羅出行がタクシー配車に参入。滴滴失速の間隙狙う

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シェア自転車の哈羅出行がタクシー配車に参入。滴滴失速の間隙狙う

焦点分析 | 哈啰出行能不能干掉滴滴,最后还得要看阿里

10月11日,哈啰出行上线了打车入口,正式推出网约车业务,目前业务覆盖上海、成都、南京三地。

在哈啰出行的App首页上面,目前已经有的是单车、助力车和打车三个入口,不过其打车业务目前只提供网约出租车服务。据哈啰出行的高层介绍,该业务和高德等平台有合作,同时,预计一周之后,将覆盖全国范围内80多个城市。

哈啰做网约车,并不让人惊讶。早在今年4月,哈啰出行就开始申请了“哈啰”系列商标名,包括哈啰出行、哈啰助力车、哈啰汽车、哈啰生活、哈啰共享单车等,商标类别则包含“旅游、物流服务”,“保险、金融、不动产”。从那一天起,哈啰出行要切入网约车市场的野心,就已经昭然若揭。

到了今年9月,哈罗单车正式宣布升级为哈啰出行,还宣布了将接入首汽约车、嘀嗒等网约车出行平台的入口,而后两者都有网约出租车的业务,流量一旦打通,哈啰自己在网约车领域的布局便水到渠成。

这也难怪,哈罗单车自己日子并不好过,单车业务始终无法盈利,最终还是选择了输血续命,走上了吃滴滴份额,以此来涨估值的道路。

它也是继美团、高德之后,又一个开通网约车业务的出行企业。至此,哈啰出行已经把自己的竞争对手,从ofo和摩拜,变成了滴滴。

为什么这个时间做网约车平台?

只能说,此时不出手,更待何时?

哈啰出行选择了一个相对有利于他们的时机,联合了首汽约车和嘀嗒出行之后,剩下的两个网约车领域的最大竞争对手——美团在打车领域已经偃旗息鼓,而滴滴因为顺风车事件正在全面整改阶段,虽然快车、出租车和专车等业务还在正常展开,但是要“all in安全”的滴滴,明显短时间之内也无暇在竞争市场上投入太多的精力。

作为中国出行市场上份额最大的平台,滴滴自称拥有着4.5亿的用户,而放眼场内的任何一家平台,都没一家拥有过亿的用户。不过,随着滴滴在整改期的运力下降,大量打不到车的用户便会转向其他平台。

网约车领域本就是一个供不应求的市场,运力远远跟不上需求,所以只要有合规的司机和车辆,杀进这个领域就不会愁单量。更何况,滴滴频繁出事,美团又停止发力,所以市场天然地会更欢迎新的入局者。

哈啰出行首战选择上海、南京和成都三个城市,也颇有深意。前两者曾经是美团和滴滴激烈对抗的主战场,又是经济相对发达的地区,民众对网约车的需求和接受度更高,用户经历过两家公司的补贴大战后,又在期待新的平台入场。而且滴滴和美团鏖战的过程中,双方都投入了大量的资金,也因为补贴大战而引发过政府的“警告”,“所以在这两个地方都有点元气大伤,短时间之内很难再有大的动作”,一名网约车从业人士称,“而成都政府对于网约车又一直处于比较开放的姿态,平台和监管部门的沟通成本相对比较小”。

另一方面,哈啰出行此时做网约车业务,显然也得到了阿里的支持。阿里巴巴对于出行业务一直有野心也有需求,不但投资了滴滴,而且据36氪此前了解到——阿里还曾想通过收购易到用车切入这块市场,不过最终因为估值和资产问题放弃了这个打算。

虽然阿里是滴滴的主要股东,但是滴滴还属于腾讯,更何况,腾讯还有美团和摩拜,所以从去年下半年开始,阿里在扶持哈罗单车方面也算是不遗余力。根据公告显示,蚂蚁金服通过其全资控股子公司上海云鑫持有低碳科技(永安行与哈罗单车合并后的主体)36.733%股权,为哈啰出行第一大股东。除了资金支持,双方还在业务上协同发展,比如使用阿里云服务器,以及和阿里合作推出芝麻信用免押金。

如果说阿里起初重资投资哈罗单车,最主要的目的还在于看重后者的数据,尤其是和银行卡绑定的部分,但是当支付宝的体量已经足够大的时候,阿里的目光也许又要回归到哈罗单车(哈啰出行)最基础也是最根本的部分了。

为什么选择做出租车?

虽然各部委对滴滴的整改意见还没有最终下达,但是可以预见的是,越来越严苛的管理制度在不断抬高网约车领域的准入门槛。

哈啰出行从出租车服务切入,首先是因为现阶段网约车牌照问题难以解决。虽然美团和滴滴曾经都有过先开城再申请牌照的先例,不过从严格的政府管控层面来说,这并非长久之计,加上现在舆论的导向,哈啰出行此刻想必也不愿意承担这样的风险。

而出租车是现成的合规车,从这部分入手,就弱化了牌照所带来的掣肘。

美团打车曾经也想尝试过类似的方案。36氪了解到,美团在今年6月份底曾作出规划,7月份要连开六城,已经拿到网约车牌照的成都、杭州和温州直接开做网约车,而北京、福州和厦门三个当时没有牌照的地区则从出租车切进。一名知情人士透露,从今年中旬开始,美团内部就试图调整自己在出行领域的战略规划,即弱化私家车类网约车业务,从出租车等更多合规车角度出发,探索更多可能性。

事实上,多名业内人士透露,有关监管部门一直希望网约车平台能够多和出租车等合规车服务提供平台合作,规范整个出行市场。滴滴和美团并非没有意识到这一点,出租车是滴滴起家的业务基础,但是滴滴并没有找到单纯依靠出租车的盈利场景,而一直在为IPO拼力的美团也显然没有更多的时间和精力去重新进行业务调整。不过,从今年年初开始,首汽约车和嘀嗒拼车反而先后上线出租车业务,给乘客多了一种选择之外,也开始尝试转型。

哈啰出行从出租车业务切入,显然试图在稳妥中实现自己的野心。

影响和改变?

作为新入场的玩家,哈啰出行首先引发的舆论方向是,会不会有新一轮的补贴。

其实,从价格比较稳定的出租车服务切入,这就意味着补贴的空间并不大。而且,有了美团和滴滴在上海补贴大战后双双被政府部门约谈的“教训”在前,想必哈啰出行很难通过大规模的优惠和补贴去撬动市场。

那么,它会成为滴滴的有力阻击么?从平台的角度来说,虽然哈啰出行已经开始从单车、分时租赁、网约车等各个维度分食滴滴的流量了,不过短时间之内可能依旧没有办法撼动滴滴的行业地位。

滴滴是在前几年网约车大战中成功的活了下来,并购了快车和优步,打仗经验丰富。之前神州专车、曹操专车等都想在快车领域分一杯羹,但是结果并不尽如人意,而美团借助了雄厚的资本,才算是在南京和上海分食了滴滴的市场蛋糕。

哈啰出行选择这个时候入场,显然是想抓住滴滴为危机公关的漏洞,实现弯道超车。不过到底能不能实现,还要看阿里的意志。虽然阿里在滴滴的占股比例不如腾讯,但是却依旧是滴滴的重要股东之一,起码现在,阿里应该未必愿意看到两家公司“窝里斗”,自相残杀。

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哈羅単車(Hellobike)から名称を変更し、事業拡大に動く哈羅出行が、主力事業のシェア自転車に加え、オンライン配車サービスを正式リリースした。タクシーに限定して配車事業を展開していく。

電動自転車を含むシェア自転車を提供してきた哈羅出行が、上海・南京・成都の3都市を皮切りに、オンライン配車サービスをスタートした。2週目からはサービス範囲を80都市に拡大する。今年9月に哈羅単車から改称すると、哈羅出行は首汽約車(Shouqi Limousine & Chouffeur)、嘀嗒拼車(Dida Chuxing)などの配車サービス企業を次々と買収。配車サービスも提供する地図アプリ高徳地図(amap)とも提携関係を結んだ。

業界最大手の失速で市場参入

シェア自転車事業のみでは立ち行かないと判断した哈羅出行だが、なぜこの時期にライドシェア市場への参入を決めたのか?同業界で圧倒的なシェアを誇る滴滴出行(Didi Chuxing)の不祥事と無関係ではないだろう。ドライバーが乗客を殺害するという痛ましい事件が5月、8月と続発した滴滴出行は、安全体制を全面的に見直す作業に追われ、他社との競争に注力する余裕はない。

滴滴出行は公称4億5000万ユーザーを抱えている。国内のライドシェア事業で億単位のユーザーを持つ企業は他にいない。ただし、今回の「自粛期間」に不便を感じたユーザーが他のサービスに次々と乗り換えることは予想に難くない。業界への新規参入には絶好のタイミングだ。そもそも、ライドシェア業界は需要に供給が全く追いつかない状況が続いている。

哈羅出行がライドシェア事業に乗り出したもう一つの理由は、アリババの十分な支援が得られたからだろう。アリババは滴滴出行の主要株主でもあるが、持ち株比率では騰訊(テンセント)に及ばない。そこで、アリババはグループ企業アント・フィナンシャル(螞蟻金服)の完全子会社「上海雲鑫」を通じ、「低碳科技」の筆頭株主となった。低碳科技は哈羅出行の経営母体にあたる。アリババは資金面だけでなく、デポジット免除制度の実施などで哈羅出行をバックアップしている。

配車をタクシーに限定する理由

滴滴事件をはじめ、ライドシェア業界では顧客の安全を脅かす事態が頻発し、業界への規制も今後は厳しくなる一方だろう。新規参入の壁はより高くなったと言える。

哈羅出行がタクシーに限定して配車事業をスタートしたのはここに理由がある。関連当局の意向や世論の流れを鑑みても、営業許可証を取得しないまま見切り発車で自家用車によるサービスを導入するのは賢明ではない。

勝敗を握るのはアリババ

既存のタクシー車両にサービスを限定する以上、顧客にとって明確な料金体系は一つの安心材料だが、反対に、大規模な値下げや優待サービスは期待できない。過去に滴滴などの先発組がこうしたキャンペーンを乱用し、政府が規制に動いたことからも哈羅出行には慎重な運用が求められる。

こうした中、哈羅出行は滴滴を脅かす存在たりえるだろうか?おそらく、短期的には難しいだろう。競合相手を次々と買収することで規模を拡大してきた滴滴は百戦錬磨だ。これまでも多くの競合が滴滴に戦いを挑んできたが、結果は望み通りとはならなかった。

哈羅出行の行く末を握っているのは、最終的にはアリババだろう。哈羅出行の筆頭株主であり、滴滴の主要株主でもあるアリババが、両者の潰し合いを望んでいるとは考え難いからだ。
(翻訳・愛玉)

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