「テーマパーク経済」が加速 外資は中国市場を有望視

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【新華社北京】世界では新型コロナウイルスの感染拡大が今も続いているが、海外のテーマパークは中国進出のテンポを緩めることなく、「テーマパーク経済」の布石を加速させている。北京ではユニバーサルスタジオ北京が20日に開園し、上海ディズニーランドも開園5周年を迎えた。

中国商務部のデータによると、今年1~7月の中国の実行ベースの外資導入額は前年同期比25.5%増の6721億9千万元(1元=約17円)。世界第2の経済大国として約14億の人口、4億を超える中所得層を抱える中国は、対外開放の包容的態度を示し続けている。外資もまた、世界でコロナ感染が続き、経済回復が難航する中、中国市場を引き続き楽観視し、信頼を寄せている。

曁南大学深圳旅遊学院の李舟副教授は、中国で海外の大型テーマパーク進出が相次いでいることについて、世界の主要テーマパーク運営企業と大型観光グループが中国市場を非常に重視し、中国市場の発展見通しを有望視していると指摘。市場景気指数は格段に高まり、見通しも期待できることを説明していると述べた。

3月に発表された「世界観光経済動向報告(2021)」によると、20年の世界観光客数は新型コロナの影響により前年比40.8%減となり、世界の観光収入が世界GDPに占める割合も3.6%に低下した。

一方、中国では今年上半期の観光客数が前年同期比2倍の延べ18億7千万人となり、観光収入も2.6倍の1兆6300億元に上った。

オンライン旅行大手の携程集団(トリップドットコム・グループ)がまとめた「秋季観光と中秋節連休(9月19~21日)旅行予測データ報告」によると、ユニバーサルスタジオ北京と上海ディズニーリゾートは9月6日時点で、最も人気の高い中秋節の観光地トップ3にランクインした。

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