中国EC大手「京東」がオフライン展開加速、実店舗型モールを西安にオープン

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中国のEC大手「京東(JD.com)」の実店舗展開が加速している。

京東は傘下初の実店舗型ショッピングモール「京東MALL(JD MALL)」を、9月30日に陝西省西安市で開業する。同モールは、2019年11月に重慶市でオープンした世界初の5G電波を活用した体験店「京東電器超級体験店(JD E-SPACE)」をアップグレードしたもので、同体験店で提供されている電化製品や3C製品(コンピュータ、通信機器、家電)ブランドなどに加え、家庭用品、インテリア、子供用品、スマートヘルスケア製品、カーアクセサリーなどの幅広い商品を提供する。

京東MALLでは、テンセントのSNSアプリ「WeChat(微信)」の公式ミニプログラムで商品に付いているQRコードを読み取って注文、注文した商品は京東により直接自宅に配送され、消費者はオンラインと同クオリティのサービスをオフラインでも享受できる。また、京東MALLはワンストップ式のホームデザインや、家電製品のパッケージ販売を提供する。一部の商品については、5キロ以内のエリアで2時間以内に配送を行う市内特急便や24時間以内の設置サービス等を提供するほか、3C製品については出張点検・修理などにも対応している。

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