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家電大手シャープの親会社で電子機器受託製造(EMS)世界最大手の台湾鴻海科技集団(ホンハイ、Foxconn Technology Group)が、メタバース事業参入計画を明らかにした。
同社の劉揚偉董事長が21日に現地メディアに表明した。今後、ウェアラブルデバイス、クラウド、データセンター、半導体、小型LEDディスプレイなどの製品設計に、メタバースの要素を取り込んでいくという。鴻海傘下の産業用PCメーカー「Ennoconn」が今月初めに米グーグルから3980万ドル(約45億円)の出資を受けており、鴻海とグーグルは台湾でのメタバースプロジェクトで協力を深める。
iPhoneの受託製造で知られる鴻海は下請け構造からの脱却を狙い、新産業への投資を加速。2021年には電気自動車(EV)製造参入を発表した。メタバースにも以前から着目しており、2021年11月に開いたEVのオンラインイベントでは、創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏がアバターになって登場した。
(36Kr Japan編集部)
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