原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社北京2月14日】世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表したデータによると、中国の2021年の特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願件数は前年比0.9%増の6万9500件に達し、3年連続で首位となった。中国国家知識産権(知的財産権)局が明らかにした。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響を克服し、21年に世界で出願されたPCT出願件数は0.9%増の27万7500件となり、過去最高を更新した。出願件数の上位5カ国は、2位以下が米国の1.9%増の5万9600件、日本の0.6%減の5万300件、韓国の3.2%増の2万700件、ドイツの6.4%減の1万7300件だった。
企業別では、中国企業13社がトップ50に入り、前年から1社増えた。通信機器大手のファーウェイ(華為技術)は6952件で5年連続の首位となり、スマートフォン大手のOPPOは2208件で6位、液晶パネル大手の京東方科技集団(BOE)は1980件で7位につけた。
教育機関別では、トップ50に入った中国の大学は4校増えて19校となり、米国の18校を抜いて首位に立った。中でも、浙江大学は306件で米カリフォルニア大学の551件に次いで2位につけ、清華大学は4位、華南理工大学は7位、蘇州大学は9位でベストテン入りした。
技術分野別では、コンピューター技術が9.9%で最も多く、デジタル通信が9.0%、医療技術が7.1%、電気機械が6.9%、測量が4.6%で続いた。
また、21年のマドリッド協定議定書に基づく商標の国際登録出願件数は、世界全体で14.4%増の7万3100件となり、05年以降で伸びが最大となった。中国は5272件で、米国の1万3276件、ドイツの8799件に次ぐ世界3位だった。
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録