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中国最大のマッチングアプリ「陌陌(MOMO)」を運営する「摯文集団(Hello Group)」(旧「陌陌科技(Momo Technology)」)が、香港での重複上場を検討し始めた。共同スポンサーはゴールドマン・サックスと中金公司(CICC)が務める。関係者によると、順調にいけば半年から1年で香港取引所で新規株式公開(IPO)を実施する見通しだという。この情報に対し、同社はコメントしていない。
陌陌科技は2011年3月20日に設立され、14年12月には米ナスダックに上場している。18年5月に競合の出会いアプリ「探探(Tantan)」の株式100%を取得。21年8月に現在の摯文集団に社名変更した。
21年9月の公開データによると、同社の月間アクティブユーザー(MAU)は1億1550万人で、前年同期比1.6%増とわずかな増加にとどまった。同年第3四半期の純収入は0.2%減の5億8000万ドル(約670億円)、純利益は11.8%減の6260万ドル(約72億円)となった。 売上高に占める割合は、陌陌が86.4%、探探が13.6%だった。
(36Kr Japan編集部)
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