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東南アジアを中心に展開する美容ブランド「Y.O.U」が、シリーズCで4000万ドル(約46億円)を調達した。リード・インベスターは「隠山資本(Hidden Hill Capital)」。コ・インベスターは「SIG Asia Investments(海納亜洲)」「高榕資本(Gaorong Capital)」、ATM Capital、eWTP Arabia Capitalおよび「M31資本(M31 CAPITAL)」。Y.O.Uはこれまでに、総額7000万ドル(約80億円)を調達している。
Y.O.Uは2018年末、インドネシアで設立されたカラーコスメとスキンケアのトータルブランドだ。フィリピンやマレーシア、タイなどに広がるオフラインの販売チャネルは約4万カ所におよぶ。
創業チームは中国スマートフォン大手のOPPO出身で、東南アジアのあらゆる販売チャネルで経験を積んできた。これが強みとなり、同社は創業3年で、美容室や百貨店、コンビニエンスストア、大手ECプラットフォームなど、マルチチャネルでの展開を果たした。
市場調査会社「ミンテル(Mintel)」のリポートによると、東南アジアは世界の化粧品会社が事業展開の重点に据える「未来市場」となっている。その市場規模は、2025年には3000億ドル(約34兆円)を超えると予測されている。とくにインドネシア、フィリピン、タイの3カ国は急速に成長する見通しだという。
(36Kr Japan編集部)
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