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【新華社四川3月16日】中国建設銀行四川省支店はこのほど、四川連合環境取引所のカーボンニュートラル(炭素中立)プラットフォーム「点点」に、デジタル人民元での決済機能を付与した。四川省電子信息産業技術研究院はデジタル人民元で炭素クレジットを購入し、あるプロジェクトの会議で利用する電気や交通、宿泊、燃料などから排出される炭素を相殺させ、会議のカーボンニュートラルを達成した。
この取引は中国人民銀行(中央銀行)成都支店の指導のもと、デジタル人民元とカーボンニュートラルを連動させる最新の試みである。
同取引所取締役会の万亜軍(まん・あぐん)弁公室主任によると、今回購入の炭素クレジットは国家認証排出削減量(CCER)で、国家発展改革委員会に登記した四川省農村住民向けメタンガス普及プロジェクトに由来する。このプロジェクトは、同省で農家によるメタンガス生成装置1万3798カ所の設置を支援し、装置から回収したメタンガスを石炭の代わりに炊事や暖房に利用することで、農家にクリーンで再生可能なバイオマスエネルギーを提供する。
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