上海の大学生、半数が在学中に投資開始

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上海の大学生、半数が在学中に投資開始

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【新華社上海3月15日】中国の上海証券報社、中国金融情報センター、易方達基金管理はこのほど、上海で「2021上海大学生資産リテラシー青書」を共同発表した。

これによると、資産運用情報に興味をもっている大学生は8割を超え、すでに多くが一定の投資経験を積んでいる。ただ資産運用市場の基本知識に詳しくない大学生もおり、資産リテラシー向上の余地はまだある。多くの大学生が在学中に資産運用の専門知識を学び、自分の資産リテラシーを高めたいと考えていることも分かった。

大学在学中に投資を始めたという学生は半数近くを占めた。開始時期は中高在学中が13.9%、大学在学中が49.7%、大学院在学中が5.9%だった。

大学生に人気の投資先は投資信託だった。53.2%が低リスクの商品を買ったことがあり、45.2%が投信を購入したことがあるとした。債券投資は20.0%、株は26.6%、ワラント・先物・オプションは6.8%が購入経験をもっていた。

リスクに対しては慎重で、安定した運用益を求める人が多くを占めた。13.9%は元金確保のためにリスクは取りたくないとし、64.6%は元金が確保できれば銀行預金以上の運用益を得るために少しのリスクを冒してもいいとした。より大胆な投資戦略を取る学生も約2割おり、18.1%が、高収益を得られるなら高いリスクにも耐えられるとした。

半数以上の家庭が子供の資産リテラシー育成を重視している。大学生の49.0%は、家が資産リテラシーの育成を比較的重視し、投資・資産運用関連の学習や経験を応援しているとした。12.8%は、家が資産リテラシーの育成を非常に重視し、専門家による指導にも積極的だとした。

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