テスラがペットシッターに

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テスラがペットシッターに

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2月第2週、アメリカの電気自動車メーカー・テスラは「セントリーモード(Sentry Mode)」と 「ドッグモード(Dog Mode)」を発表した。セントリ―モードは、駐車中に360度の車外カメラから危険を検知し警報を発する機能。ドッグモードは、ドライバーがペットを置いて車を離れる時に設定すると、車の電源が切れていても車内を数時間適温に保つことができるという機能だ。

テスラ製EVの大きなセールスポイントの1つは、同社がソフトウェアのアップデートをワイヤレスで行うことだ。購入後長時間経っても、車載ソフトウェアは自動的にアップグレードされて最新の状態を維持できる。

海外メディアの報道によると、昨年のクリスマス前に、テスラはソフトウェアアップグレードで「イースターエッグ(隠し機能)」として「おならモード」を追加したとのこと。 このモードを有効にすると、設定により左のクラクションやウィンカーがおならの音で鳴る。

「おならモード」のスクリーンショット

同時にローンチされた「ロマンスモード」は趣が異なる。このモードを使うと、車のタッチスクリーンにはリアルな暖炉の映像が映し出されて、音楽のリズムに合わせて炎がゆらめく。

「ロマンスモード」

こうしたジョークが効いた機能だけでなく、実用的な車内温度プリセット機能もアップデートされた。テスラのモバイルアプリを介して、シートヒーターやハンドルヒーターのオン/オフや温度調整を行う機能だ。

そして、今やテスラ車は「ボディガード」となり、「ペットシッター」となった。

今回のセントリーモードは、特に車へのいたずらや盗難の対策として設計された。この機能を使えば、車外カメラが潜在的な脅威を検出する。最小限の脅威(たとえば人が車に寄りかかっているなど)が検出されると、ステータスが「警戒」に切り替わり、カメラが録画中であることをタッチスクリーンに表示する。何者かが窓を割るなど、より深刻な脅威が検出されるとステータスは「警報」に切り替わり、アラームを作動させ、センターディスプレイの明るさを上げて、カーオーディオの音楽を最大音量で鳴らす。車が「警報」状態に切り替わると、オーナーの携帯アプリにも通知する仕組みだ。

セントリーモード「警戒」ステータスのデザインは、映画「2001年宇宙の旅」の人工知能コンピュータHAL 9000にインスパイアされたもの

ドッグモードは、オーナーが一時的に愛犬を車内に残して車を離れる状況に対処する。センターディスプレイに「私の主人はすぐに戻ってきます」というメッセージと、車内の温度がリアルタイムで表示される。これにより、通行人などが車内のペットを無用に心配する必要もなくなる。

ブルームバーグの報道によると、ドッグモードはテスラ社の市場調査の結果に基づいてリリースされたとのことだ。 サンフランシスコ市の18歳未満の人口約11万5000人(2016年の米国国勢調査局の調査)に対して、同市内には12万から15万頭の犬がいる(同市動物保護管理部門の調査)。

現在、これらの機能はモデル3を対象に提供されている。将来的には、モデルSおよびモデルXにも提供される見込みだ。
(翻訳・神江乃緒)

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