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【新華社北京5月15日】中国半導体受託生産大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が12日に発表した2022年第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前期比16.6%増、前年同期比66.9&増の18億4200万ドル(1ドル=約129円)、純利益が前期比16.2%減、前年同期比2.8倍の4億4700万ドルだった。粗利益率は40.7%で、前期比5.7ポイント、前年同期比18.0ポイントそれぞれ上昇した。
同社によると、製品ラインナップの変化や価格改定、出荷増加などが第1四半期の業績が上がった主因となった。生産能力の利用率は100.4%で、前期比1.0ポイント上昇した。
応用側から見ると、売上高に占めるスマートフォン用ウエハーの割合は需要不振の影響で28.7%にとどまり、前期比2.5ポイント、前年同期比6.5ポイントそれぞれ低下した。
第2四半期の業績見通しについては、一部工場が年次点検を同期に延期したのに加え、新型コロナウイルス流行が上海工場の生産能力利用率を短期的に押し下げたことから、売上高の前期比伸び率は1~3%にとどまり、粗利益率は37~39%となると予測した。また上半期の業績予測に基づけば、生産能力の回復が進み、外部環境に重大な変化が起きなければ、通年の売上高の伸び率は半導体受託生産業界の平均を上回り、粗利益率は年初予測を上回るとの見通しを明らかにした。
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