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高級ブランド品に強い中国電子商取引(EC)大手「唯品会(Vipshop)」は5月19日、2022年第1四半期の決算を発表した。売上高は252億元(約4780億円)、非GAAPベースの純利益は14億元(約260億円)、純利益率は5.6%となり、38四半期連続の黒字を達成した。
新型コロナウイルス流行によって国内消費が低迷し、EC市場にもプレッシャーがかかる中、流通取引総額(GMV)は426億元(約8000億円)、総受注件数は1億6640万件に達した。収益全体に対するコアユーザーの貢献度も拡大を続けている。「超VIP会員」のアクティブユーザー数は前年同期より37%増加し、GMVは全体の38%を占めた。
唯品会は21年の5億ドル(約650億円)の自社株買い計画に続き、22年3月には再び10億ドル(約1300億円)の自社株買い計画を発表した。購入資金は既存の現金残高を使用する予定だという。この自社株買い計画には、同社が長期的な成長と株主への価値創造に自信を持っていることが示されている。
(36Kr Japan編集部)
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