中国の伝統的な蒸留酒「白酒」に新風を吹き込んだ「江小白（JIANGXIAOBAI）」の元社員を自称するネットユーザーがこのほど、「江小白は現在、大規模なリストラを進めている」とSNSに投稿した。全従業員の約3割が解雇の対象となっており、職種も製造、販売、ブランディング、運営など多岐にわたるという。

この投稿を受け、同社は「解雇人数はそれほど多くない。現在も人員整理と同時に採用活動を行っている」とする一方で、「新型コロナウイルス流行の深刻な影響により、多くの困難や課題に見舞われ、調整を余儀なくされている」と述べた。

江小白は2011年、若く斬新な白酒ブランドとして市場に現れた。「若者の気軽な飲み会」に照準を合わせ、伝統的で古風な白酒業界らしからぬブランドとして瞬く間に話題となった。

「オヤジの酒」が一転　白酒新ブランド「江小白」「喬治巴頓」が若者に受けた理由

（36Kr Japan編集部）

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO（コネクト）」の会員限定で提供します（初期段階では無料会員も対象とします）。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。