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中国発のファストファッション大手「SHEIN」 が、2024年の米国上場を目指していることが分かった。関係者によると、同社は22年初めに実施した資金調達の際、投資家に向けて「早ければ24年にも米国で新規株式公開(IPO)したい」との意向を明らかにしたという。海外メディアが報じた。
SHEINの21年の売上高は160億ドル(2兆2000億円)超。評価額は約1000億ドル(約13兆8000億円)で、イーロン・マスク氏率いる宇宙企業の米SpaceXや動画投稿アプリTikTokを運営する中国IT大手の字節跳動(バイトダンス)に並ぶデカコーンとなっている。米投資ファンドのTiger GlobalやIDGキャピタルのほか、セコイア・キャピタル・チャイナなどが出資者として名を連ねる。
22年初めには、SHEINが年内の米国上場を計画し、米銀大手のバンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスおよびJPモルガン・チェースをIPOの主幹事に選定したとの報道もあったが、同社広報が否定していた。
ファストファッションEC「SHEIN」、The Or Foundationと提携 EPRファンドを設立し、世界で深刻化する衣料品廃棄問題に対応
(36Kr Japan編集部)
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