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中国ネット大手、字節跳動(バイトダンス)傘下の動画投稿プラットフォーム「抖音(Douyin)」が、フードデリバリーサービス「団購配送」を打ち出した。36Kr傘下のメディア「Tech星球」が報じた。
団購配送はすでに、上海市内など限られた地域での試験運用が始まっており、一部の飲食店の紹介動画には同サービスへのリンクが貼られている。利用者は、団購配送のページから届けてほしい料理を選び、届け先住所と決済方法を指定する。配達時間帯や発信者番号を通知せずに店舗側と通話できるサービスも選択できる。代金には容器代や配送料も含まれており、クーポンや抖音の決済サービス「抖音支付(Douyin Pay)」を利用すれば割引も受けられる。
抖音は、フードデリバリーで先行する「美団(Meituan)」や「餓了麽(Ele.me、ウーラマ)」とは異なり、現時点では自前の配送チームを抱えていないため、加盟店からの配送には即時配送サービスの「閃送(Flash Ex)」や「達達集団(Dada Nexus)」などを利用している。
(36Kr Japan編集部)
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