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中国の無糖飲料メーカー「元気森林(GENKI FOREST)」が、コーラ風味の無糖炭酸飲料を発売することが分かった。同社関係者によると、製品はすでに社内の最終テストに合格しており、早ければ8月上旬に電子商取引(EC)チャネルでの販売が開始される予定だという。
新興ブランドの元気森林は、今回発売するコーラ風無糖炭酸飲料で、コカ・コーラおよびペプシコーラという老舗ブランド2社と競合することになる。2社の炭酸飲料は長期にわたり、世界シェアの大半を握ってきた。中国市場への参入は、コカ・コーラが1979年、ペプシコーラが1981年で、以降寡占状態が続いている。
元気森林は、新製品の原料で、老舗2社の無糖コーラとの差別化を図っている。新製品のコーラ風無糖炭酸飲料には、安息香酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなどの食品保存料を使用していない。また、人工甘味料のアスパルテームやアセスルファムなどに代えて天然甘味料のエリスリトールを添加し、天然カフェインを使用するなど天然由来原料にこだわっている。
関係者によると、新製品は主にECプラットフォームに開設した旗艦店での販売を想定しており、現時点ではオフラインチャネルで販売する予定はないという。
(36Kr Japan編集部)
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