中国のリチウム電池産業、向こう10~15年は発展最盛期

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中国のリチウム電池産業、向こう10~15年は発展最盛期

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【新華社北京8月29日】中国のリチウム電池産業はここ数年、新エネルギー車の爆発的な成長や国の環境保護政策など複数の要因にけん引され、急速な発展を遂げた。当面は新型コロナウイルス感染症や原材料価格の上昇などの影響で収益力は低下しているものの、低炭素社会や日常生活のスマート化の進展に伴ってリチウム電池の応用シーンがますます豊富になり、向こう10~15年に発展の最盛期を迎えるとみられる。

深圳市に本社を置く調査会社、高工産業研究院(GGII)の統計によると、中国のリチウム電池の出荷量は2017~21年に毎年2桁の伸びを続けていた。中でも、車載電池の割合はその他の応用端末を大きく上回り、21年は69%に上った。

全国乗用車市場情報連合会(CPCA)のデータによると、1~7月の中国の新エネ車販売台数は273万3千台で、前年同期比約2.2倍となった。

業界関係者は「値上げの波と新型コロナは確かに新エネ車の生産・販売に一定の衝撃を与えたものの、市場を乱す短期的な要因にすぎず、新エネ車の生産・販売の上昇傾向を止めることはない」と分析した。

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