アイドルライブを日中で同時開催、ARシアターで実現。VAPOLLO、講談社のMixalive TOKYOと提携 東京に常設AR施設

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ARライブシステム常設シアターの運営やXRライブイベント制作を手掛けるVAPOLLO JAPANが、講談社の事業開発部を中心に運営する「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」と、ARライブシステムやコンテンツを通じてパートナーシップを構築することとなった。

VAPOLLO JAPANは中国初のVTuberに特化した常設ARシアターとして、2019年に「VAPOLLO THEATER(ヴァポロシアター)」を上海にオープンしている。2022年現在、中国現地パートナーと連携しながら、上海に2拠点、更に北京、成都、蘇州にシアターを増やし、中国本土で幅広く展開している。

ミクサライブ東京でも、ARホログラムシステムを常設することで、VTuberをはじめとしたバーチャルキャラクターが、手軽にリアルライブを実施できるようになるほか、VAPOLLOの中国にあるARシアターと連携することで、日本と中国で同時にARライブを開催することも可能になる。

今後の展開として、まず9月23日(金・祝)に、上海VAPOLLO THEATERと連動したバーチャルアイドルグループ「NHOT BOT」(ノットボット)ライブを同時開催する予定。

NHOT BOTは、中国で大人気の日本人VTuber3名(神楽めあ、花園セレナ、緋赤エリオ)に、オーディションで新たに選出したメンバー3名を加えて結成された6名のバーチャルアイドルグループ。指原莉乃をクリエイティブディレクターに迎え、ソニー・ミュージックと中国動画サイト大手のビリビリ(bilibili)が全面サポート、世界に日本の王道アイドル文化を届けていくことを目指す。

9月16日プレス発表会でのNHOT BOTのパフォーマンス(上海VAPOLLO THEATER)
上海のファン(右のイラスト)と、日本のファン(左)が、 バーチャルのステージに上がってNHOT BOTと共演。

今回のミクサライブ東京との提携を皮切りに、VAPOLLOはロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ソウル、バンコク等に提携シアターを広げ、世界複数都市同時ライブを実施できる体制を構築していく予定。また、メタバース空間上のライブ会場「バーチャルVAPOLLO」の構築や NFTやAIを使ったVTuberプロデュース事業も展開していくという。

中国ビリビリ動画とソニー・ミュージック バーチャルアイドルプロジェクト始動 指原莉乃氏も参画

(36Kr Japan編集部)

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