人気ゲーム「原神」長編アニメ化プロジェクト始動。「鬼滅の刃」ufotableと共同制作

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業編集部お勧め記事注目記事

人気ゲーム「原神」長編アニメ化プロジェクト始動。「鬼滅の刃」ufotableと共同制作

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

人気ゲーム「原神(Genshin)」の長編アニメ化が決定した。同ゲームを開発した中国ゲーム大手「miHoYo(米哈遊網絡科技)」の海外向けブランド「HoYoverse」が9月16日、日本有数のアニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」と立ち上げた長編アニメの共同制作プロジェクトが正式に始動したと発表した。

原神はオープンワールド型アクションRPGで、2020年9月28日にプレイステーション4・パソコン・スマートフォン(iOSおよびAndroid)版が一斉配信された。字幕は13カ国語、キャラクターの音声吹き替えは中・英・日・韓の4カ国語に対応し、200以上の国や地域に向けてサービスを提供している。

その優れた品質が評価され、GoogleとAppleからは2020年のベストゲームに選出された。翌21年にはゲーム界のアカデミー賞とも呼ばれる「The Game Awards」で、中国のゲーム会社によるオリジナルIPとしては初めて「Best Mobile Game」を受賞した。また、20年と21年上半期には「世界で最もツイートされたゲーム」に輝いている。

22年上半期世界モバイルゲーム売上高、5兆6800億円 中国勢がトップ3独占

原神のプロモーション用短編アニメはすでに多数公開されている。中でも「冬夜の戯劇」はYouTubeで1000万回以上再生され、コメント欄には原神の長編アニメ化を待ち望む声が多く寄せられていた。

原神の長編アニメを共同制作するufotableは、漫画「鬼滅の刃」やゲーム「Fate/stay night(フェイト/ステイナイト)」を原作とするアニメ映画を手がけたことで知られる。20年に公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、全世界での総興行収入が500億円を超え、年間興行収入ランキングで1位となった。

無名だった「原神」が中国トップクラスのゲームとなった理由

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録