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アリババ集団傘下で医療関連のネットサービスを手掛ける「阿里健康(アリババ・ヘルス)」が11月28日に発表した2022年4~9月の決算は、売上高が前年同期比22.9%増の115億元(約220億円)だった。売上総利益(粗利)は23億元(約440億円)、純利益は1億6000万元(約30億円)、調整後純利益は3億5000万元(約67億円)となった。
医薬品販売の直営事業は、22年4〜9月の売上高が前年同期比24.2%増の100億8000万元(約1950億円)となり、半期としては初めて100億元(約1900億円)の大台を突破した。
直営のオンライン薬局「阿里健康大薬房」は、22年9月30日までの1年間の利用者数が前年同期よりも3000万人以上増加し、1億2000万人を超えた。22年4〜9月の処方薬事業の売上高は46.2%増加した。
22年9月30日時点で、2万7000社以上の事業者がアリババ系の電子商取引(EC)サイト「天猫(Tmall)」の医薬品プラットフォームを利用している。阿里健康と契約し、オンライン医療相談サービスを提供している医師、薬剤師、栄養士は計約18万人で、21年9月30日から4万人余り増加した。
阿里健康は、アリババ集団の「ダブルH(Happiness and Health、幸福と健康)」戦略におけるヘルスケア分野の旗艦プラットフォームであり、その事業は主に医薬品のオンライン販売、オンライン医療、スマート医療の分野に集中している。
(36Kr Japan編集部)
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