中国ティードリンク大手「奈雪の茶」、同業の「楽楽茶」を傘下に 約100億円出資で

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業スタートアップ注目記事

中国ティードリンク大手「奈雪の茶」、同業の「楽楽茶」を傘下に 約100億円出資で

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国のティードリンクチェーン「奈雪の茶(NAYUKI)」の運営会社はこのほど、同業の「楽楽茶(LELECHA)」の運営会社と出資契約を締結した。奈雪の茶は楽楽茶に5億2500万元(約100億円)を出資し、楽楽茶の株式43.64%を取得。持ち株数に応じた議決権を有する支配株主となる。

今回の出資額と持ち株比率から算出すると、楽楽茶の評価額は12億元(約230億円)と推定される。楽楽茶の直近の資金調達は2020年7月だったが金額は非公表。今回の資金調達が同社にとって過去最高額になるとみられる。

戦国時代の中国茶飲料市場:2020年は「奈雪の茶」「喜茶」「楽楽茶」の御三家が鼎立

楽楽茶は16年に上海に1号店をオープンし、現時点で上海の60店舗を含む140店舗を展開している。22年初めの店舗数は100店舗だったので、これまでの純増は40店舗となる。22年は新型コロナウイルスの流行が繰り返されたが、同社の新規出店の勢いは止まっていない。

一方、奈雪の茶の店舗数は、年内に1000店舗を突破する見通しとなっている。同社の22年1~6月の売上高は20億4500万元(約400億円)、調整後の純損失は2億4900万元(約49億円)だった。

中国ティードリンク「奈雪の茶」、22年1~6月期は約50億円の赤字 経営努力で業績回復目指す

*22年12月7日のレート(1元=約19.7円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録