VW傘下チェコ「シュコダ」、中国撤退を検討 

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独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社「シュコダ・オート(Skoda Auto)」が現在、中国からの撤退を検討しており、2023年に最終決定する方針だという。自動車専門メディア「Automotive News Europe」が報じた。

シュコダのクラウス・ゼルマー最高経営責任者(CEO)は、中国自動車市場では激しい競争が繰り広げられているため、提携先の「上海汽車集団(SAIC)」と共に今後の方針を検討する必要があるとの考えを示した。

シュコダは1990年代にフォルクスワーゲンに買収され、同社のサブブランドとなった。2005年には、フォルクスワーゲンと上海汽車の合弁会社「上汽大衆汽車(SAIC Volkswagen Automotive)」が生産するモデルで中国市場に参入した。SUV(多目的スポーツ車)のラインナップを整えたことが奏功し、シュコダの販売台数は16年から18年にかけて3年連続で30万台を突破した。

しかし、中国自動車市場が全体的に停滞していく中、マイナーブランドであるシュコダの落ち込みは特に顕著だった。シュコダの年間販売台数は19年が28万2000台、20年が17万3000台、21年が7万1200台と、年を追うごとに減少している。

シュコダは退勢を挽回するため、20年4月に全モデルの値下げを正式に発表した。最大で2万4500元(約48万円)の値下げを実施したものの、市場を取り戻すには至っていない。22年1~10月の累計販売台数は前年同期比61.32%減の3万8000台で、うち最も人気のあるファストバックセダン「 オクタヴィア(Octavia、中国では明鋭)」の販売台数も9000台に満たなかった。

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*22年12月16日のレート(1元=約19.7円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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