ホンダ、10月の中国新車販売約3割減 日本車の苦戦続く

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ホンダの中国法人はこのほど、2022年10月の中国での新車販売台数が前年同期比28.5%減の10万6101台だったと発表した。内訳は、「広州汽車集団(GAC Motor)」との合弁会社「広汽本田汽車(広汽ホンダ)」が5万5804台、「東風汽車集団(Dongfeng Mortor Group)」との合弁会社「東風本田(東風ホンダ)」が5万297台だった。

22年1~10月の中国での累計販売台数は、前年同期比7.9%減の115万6484台、うちハイブリッドモデルが16万8644台だった。

ホンダの販売台数減少は世界的な半導体不足によるもので、一部のモデルは生産調整を余儀なくされている。その他の自動車メーカも同様の問題に直面している。

東風汽車と日産の合弁会社「東風日産(Dongfeng Nissan)」も販売台数を減少させている。1~9月の累計販売台数は前年同期比15%減の70万3977台だった。

日系自動車ブランドが販売台数を減らす一方で、中国の独自ブランドは力強く成長し、日系ブランドのシェアを奪いつつある。

中国の独自ブランドで販売台数トップの「比亜迪(BYD)」の22年9月の販売台数は前年同期比151.2%増の20万1259台に達し、「中国第一汽車集団(China FAW Group )」と独フォルクスワーゲン(VW)の合弁会社「一汽大衆(FAWフォルクスワーゲン)」やトヨタ、ホンダなどを上回った。

(36Kr Japan編集部)

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