中国新興EVメーカー、1月の販売低迷 小鵬汽車は前年同月比約6割減

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【新華社北京2月4日】中国の新興自動車メーカーや自動車大手の傘下メーカーが1日、1月の新車販売実績を相次ぎ発表した。理想汽車を除く多数メーカーの販売台数は、前月比、前年同月比とも落ち込んだ。各社の詳細は次の通り。

新興電気自動車(EV)メーカーの理想汽車は、1月の納車台数が前年同月比23.4%増の1万5141台、納車開始以降の累計は27万2475台に上った。

広州汽車集団の傘下で、「埃安(AION)」ブランドなどの新エネルギー車を手掛ける広汽埃安新能源汽車は、1月の販売台数が前月比66.0%減、前年同月比36.3%減の1万206台だった。同社の古恵南総経理は今年の販売目標について、50万台を確実にし、60万台を目指すと説明した。また、23年末か24年初めに新規株式公開(IPO)する計画を明かした。さらに、同社は毎年、2種類以上の新モデルを投入する予定で、国際化戦略を加速させるとした。

上海蔚来汽車(NIO)は、1月の納車台数が前年同月比11.9%減の8506台だった。うち、第2世代技術プラットフォーム「NT2.0」を採用する3モデル、すなわちフラッグシップと位置付けるEVセダン「ET7」、中型セダン「ET5」、大型SUV(スポーツタイプ多目的車)「ES7」の納車台数は全体の85.6%を占め、販売実績を支える主力モデルとなった。

合衆新能源汽車が展開する「哪吒(Neta)」ブランドの1月の納車台数は、前年同月比45.4%%減の6016台だった。うち、小型SUV「哪吒V(NetaV)」は3487台、コンパクトSUV「哪吒U(NetaU)」は1012台、中型セダン「哪吒S(NetaS)」は1517台。

小鵬汽車は、1月の納車台数が前年同月比59.6%減の5218台、うち新型SUV「G9」は2249台と、全体に占める割合が拡大し、その他の車種は2968台だった。

浙江零跑科技が展開する「零跑汽車(Leap Motor)」の1月の納車台数は1139台で、前月比、前年同月比とも80%以上減少した。納車開始以降の累計は16万5142台となった。

浙江吉利控股集団傘下で、高級EVブランド「極氪(ZEEKR)」を展開する浙江極氪智能科技は、1月の納車台数が前年同月比11.7%減の3116台となった。納車台数の減少は、生産ラインの改良を目的とする1月11日から21日間のスマート工場の操業停止による影響が大きい。

東風汽車集団傘下の高級新エネ車部門、嵐図汽車科技が手掛けるEVブランド「嵐図」は、1月の納車台数が前年同月比0.3%減の1548台だった。盧放最高経営責任者(CEO)は、1月は春節(旧正月)連休(1月21日~27日)があり、販売店の通常稼働や顧客のナンバープレート取得に大きく影響したためと説明した。

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