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【新華社北京2月21日】中国パソコン大手、聯想集団(レノボ・グループ)がこのほど発表した2022年10~12月期決算は、売上高が前年同期比24%減の1086億元(約2兆1000億円)、純利益は32%減の31億元(約600億円)だった。主要業務は5四半期連続で黒字を達成した。
PC市場の落ち込みが業界全体に試練をもたらしているものの、同社は市場トップの座を守った。インテリジェント・デバイス(IDG)の個人向けパソコン事業は世界一を維持し、世界シェアは23.1%に達した。出荷台数でトップを維持すると同時に、売上高は824億人民元となり、売上高利益率も7.3%の水準を維持している。
事業多角化が進み、個人向けPC以外の事業の売上高が全体に占める割合は40%を超えた。インフラストラクチャー・ソリューショングループ(ISG)では計算力インフラ事業が爆発的な伸びを見せ、売上高が48%増加した。ソリューション・サービスグループ(SSG)は23%増となり、ハードウエア以外の事業がSSGの売上高全体に占める割合は53%に上った。
同社の楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は「業績は堅調で、サービス主導型への転換を図る戦略の効果が鮮明になった。複雑なマクロ環境に直面しているにもかかわらず、当社は明確な戦略と優れた運営、良好な財務流動性、イノベーションへの持続的な投資により、持続可能な成長と利益改善を実現することに自信を持っている」と述べた。
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