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【新華社北京3月14日】中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)が10日に発表した2022年12月期決算は、売上高が前年比7・4%増の1229億5千万元(約2兆3600億円、1元=約19円)、純利益が18・6%増の80億8千万元(約1554億円)だった。研究開発費は216億元で、売上高の17・6%を占めた。
通信キャリア向け、政府機関・法人向け、消費者向けの三大事業は、いずれも売上高が増加した。
通信キャリア向けは5・7%増の800億4千万元(約1兆5000億円)。第三者機関のリポートによると、同社は22年、第5世代移動通信システム(5G)基地局数、5Gコアネットワーク規模、光ネットワーク向け200Gポート出荷台数で世界2位を維持し、「PON OLT」(パッシブ光ネットワークの光回線終端装置)の売上高でも2位になった。国内の主要通信キャリアによるサーバー集中調達に占めるシェアはトップだった。
政府機関・法人向けは11・8%増の146億3千万元(約2900億円)。金融やインターネット、行政事務など得意先向け主要製品のサーバー・メモリー、「GoldenDB」分散データベース、クラウドコンピューターなどの供給が急速に拡大した。
消費者向けは9・9%増の282億8千万元(約5400億円)。モバイルインターネット製品「5G MBB&FWA」(モバイルブロードバンド&固定無線アクセスシステム)の出荷台数は引き続き世界一を維持。「PON CPE」(パッシブ光ネットワークの顧客構内設備)と「DSL CPE」(デジタル加入者線の顧客構内設備)の出荷台数も世界一となり、セットトップボックス(STB)市場シェアでも引き続き他社を上回った。
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