アバターで楽しめるZ世代向けSNS「Soul」、目論見書を更新 22年は前年比3割超の増収

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中国発のSNS(交流サイト)「Soul」を運営する「Soulgate」が3月27日、目論見書を更新した。バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ(BofA Securities)と中国国際金融(CICC)を共同スポンサーとし、香港証券取引所への上場手続きを継続する。

同社は2015年に設立、16年にSoulを発表した。アバターを使った匿名でのコミュニケーションやユーザーによるオリジナルコンテンツ、ユーザー主体の情報発信、共通の趣味を持つ仲間とつながれるレコメンドシステムなどを特徴に、中国の他のSNSとの差別化を実現している。

22年の月間平均アクティブユーザー数(MAU)は約2940万人、1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は約950万人で、利用者の7~8割がZ世代だという。

売上高は20年が4億9800万元(約90億円)、21年が12億8100万元(約240億円)、22年が16億6700万元(約320億円)で、粗利益率はそれぞれ79.9%、85.2%、86.3%と、緩やかな成長傾向を示している。また、運営効率は大幅に改善され、22年の調整後純損失は約4900万元(約9億円)と、21年の9億9800万元(約190億円)から95%以上縮小した。

*2023年3月28日のレート(1元=約19.0円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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