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中国版TikTokとして知られるショート動画アプリ「抖音(Douyin)」がこのほど、ウェブ小説・漫画を紹介する機能「抖音故事」のベータ版を実装した。
インフルエンサーやマルチチャンネルネットワーク(MCN)事務所はこの機能を用い、ウェブ小説・漫画を紹介するショート動画に作品のリンクを貼る。ユーザーは、リンクをクリックするだけで、すぐに作品を閲覧できる。また、抖音のマイページには「私の読書」タブが追加されており、ここから作品を検索したり、閲覧することも可能となっている。
ただし、一部の人気作品に関しては、運営元のバイトダンス(字節跳動)が展開するネット小説アプリ「番茄小説」の有料会員にならないと読めない仕組みになっているようだ。
ショート動画で小説をプロモーションすることは、すでに一種のトレンドとなっている。短い映像で最も感動的な部分を伝えれば、ユーザーを小説の閲覧ページに誘導しやすいからだ。バイトダンスは、抖音のユーザーを番茄小説に誘導し、有料会員への加入を促して収益力の向上を図る方針だとみられる。
(36Kr Japan編集部)
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