中国リチウム電池輸出、23年1~3月期は過去最高の2兆円超え 2割が米国向け

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ここ数年、世界的に新エネルギーや低炭素の分野が重視され、リチウム電池の需要が高まっている。リチウム電池は、新エネ車向けの車載電池を中心に、蓄電池やスマートフォン・家電向けの小型電池などさまざまな形で使われる。

中国の税関にあたる海関総署によると、2023年1~3月期のリチウム電池の輸出額は前年同期比94.3%増の1097億9000万元(約2兆1300億円)となり、過去最高の伸びを記録した。輸出額1位は米国、2位ドイツ、3位韓国、4位オランダ、5位ベトナムの順で、上位5カ国だけで輸出額全体の62.6%を占めた。

23年1〜3月期の対米輸出額は前年同期比93.6%増の224億7000万元(約4360億円)で、全体の20.5%を占めている。 米国は、20〜22年の3年連続で中国にとって最大のリチウム電池輸出国となっており、22年には輸出額全体に占める割合が20%近くとなっていた。

*2023年4月27日のレート(1元=約19.4円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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