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メタバースの概念が世界的に注目を集めた2021年以降、多くの企業がデジタルヒューマンの生成サービスに取り組んできた。AIGC(AI生成コンテンツ)技術の発展に伴い、デジタルヒューマン業界は現在、生成効率の向上、生成結果の精緻化、そして生成コストの低減で変革の時を迎えている。
中国IT大手テンセント(騰訊控股)のクラウド事業「テンセントクラウド(騰訊雲)」は4月25日、デジタルヒューマン生成プラットフォーム「AI+ Digital Intelligent Human Factory」を発表した。
実在の人物が話している3分間の動画と100の音声素材を用意するだけで、24時間以内に本物そっくりのデジタルヒューマンが生成されるという。
デジタルヒューマンの表示方法には上半身または全身があり、内容に応じて柔軟にジェスチャーを調整できる上、背景も任意に変更できるため、ライブコマースなどさまざまなビジネスシーンに活用できる。法人向けのデジタルヒューマン生成コストは約2万元(約40万円)となるが、個人向けは静止画像のみとするなどしてコストを抑え、1000元(約2万円)程度で提供される。
*2023年5月2日のレート(1元=約19.8円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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