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中国の主要な新興電気自動車(EV)メーカーが、2023年4月の販売台数を発表した。1万台を超えたのは、1位の理想汽車(Li Auto)と2位の哪吒汽車(NETA)だけだったものの、5位のNIO以外は各社とも前月よりも販売台数を伸ばした。新エネ車補助金政策が終了した22年末以降、価格競争で苦戦してきた新興EV業界にやや回復の兆しが見えてきた。
1位:理想汽車
理想汽車(Li Auto)の4月の販売台数は、前年同月比516.3%増、前月比23.3%増の2万5681台だった。前月に続き過去最高を更新。2カ月連続の2万台超えと圧倒的な強さを見せつけた。1〜4月の累計販売台数は7万8245台となった。
2位:NETA
哪吒汽車(NETA)の4月の販売台数は、前年同月比25.7%増、前月比9.8%増の1万1080台だった。1〜4月の累計販売台数は3万7256台となった。
3位:零跑汽車
零跑汽車(Leap Motor)の4月の販売台数は、前年同月比3.9%減、前月比41%増の8726台だった。うち、SUVタイプ「C11」とセダンタイプ「C01」のCシリーズが83%余りを占め、比較的安価なコンパクトタイプ「T03」の割合が下がった。1〜4月の累計販売台数は1万9235台となった。
4位:小鵬汽車
小鵬汽車(XPeng Motors)の4月の販売台数は、前年同月比21.4%減、前月比1.1%増の7079台だった。1〜4月の累計販売台数は2万5309台となった。依然振るわないとはいえ、徐々に復調している。
5位:NIO
蔚来汽車(NIO)の4月の販売台数は、前年同月比31.2%増、前月比35.9%減の6658台だった。1〜4月の累計販売台数は3万7669台となった。1〜3月は理想に次ぐ2位の座を維持したが、4月は新車投入の端境期で販売台数が伸びず、順位を大きく落とした。
(36Kr Japan 編集部)
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