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2023年1~3月期の新エネルギー車市場の低迷は、中国の新興電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」の業績に大きな影を落とした。
同社は5月24日、23年1~3月期決算を発表した。売上高は前年同期比45.9%減の40億3000万元(約800億円)と市場予想を下回った。純損失は前年同期の17億元(約340億円)から23億4000万元(約470億円)に拡大した。
1〜3月の納車台数は前年同期比47.3%減、前期比17.9%減の1万8200台。4月の納車台数は7079台だった。競合の理想汽車(Li Auto)は、単月の納車台数が2万台を超えている。
さらに厳しいことに、小鵬汽車の1~3月期の粗利益率はわずか1.7%で、20年に通期の粗利益率がプラスに転じて以降では、ほぼ最低の値となった。一方、理想汽車の当期の粗利益率は20.4%と大きな差が生じている。
小鵬汽車の販売ネットワークは3月末時点で145都市・425店舗に広がっている。直営の充電ステーションは1016カ所、うち超急速充電ステーションが816カ所、目的地充電ステーションが200カ所となった。
*2023年5月27日のレート(1元=約19.9円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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