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中国ゲーム大手「米哈遊網絡科技(miHoYo)」の2022年の売上高は273億元(約5300億円)、純利益率は59%、同年末時点の純資産は374億元(約7300億円)に上ることが分かった。中国の日刊紙「光明日報」が報じた。
競合他社の22年の業績と比較すると、miHoYoの好調さが浮き彫りになる。売上高は、業界大手の騰訊控股(テンセント)と網易(ネットイース)それぞれのゲーム事業の売上高に次いで3位につけた。純利益率については、ネットイースのゲーム事業だけでなく、三七互娯(37 Interactive Entertainment)や完美世界(Perfect World)などの競合を大きく上回った。
米調査会社センサータワーがこのほど発表したデータによると、miHoYoが2020年9月にリリースした人気ゲーム「原神」のモバイル版は、これまでに41億ドル(約5740億円)を売り上げ、世界モバイルゲーム売上高3位にランキングされている。海外売上高が全体の3分の2近くを占めており、国別では日本が9億6000万ドル(約1340億円)でシェア23.2%、米国が8億6000万ドル(約1200億円)で16.4%、韓国が2億5000万ドル(約350億円)で6.1%となっている。
新作ゲーム「崩壊:スターレイル」は今年4月の世界一斉公開後、モバイルゲーム売上高ランキング(iOS版)で1カ月間にわたって3位以内に入り続けた。
*23年6月13日のレート(1元=約19.5元、1ドル=約140円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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