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中国スマートフォン大手として知られる小米集団(シャオミ)の大型家電部門は6月13日、パナソニック傘下の業務用空調機器販売会社「パナソニックAP空調設備中国」と戦略的パートナーシップ協定を締結した。両社は、エアコンの研究開発、生産、製造などでリソースを共有する。
シャオミとパナソニックはすでに、空気清浄機能付きエアコンの開発など複数のプロジェクトを共同で実施している。今後はエアコンだけでなく、さらに多くの家電製品で協業が進む可能性もある。家電メーカーとしては新興のシャオミは、同社のデザイン力とパナソニックの製造力が融合し、互いに補完し合うことを期待しているという。
シャオミは2018年にエアコン市場に参入し、20年にエアコンも取り扱う大型家電事業部を設立。22年には、同社の家電ブランド「MIJIA(米家)」から自社開発のエアコン第1号を発売した。公式発表によると、今年5月31日から6月3日にかけて開催された「618セール」の先行セールでは、エアコンのGMV(流通取引総額)が10億元(約200億円)超えを記録した。
*2023年6月19日のレート(1元=約19.8円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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