即時配送サービス業界で品質向上に好機をつかむ「快先森」

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即時配送サービス業界で品質向上に好機をつかむ「快先森」

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「快先森網絡科技(Kuaixiansen Network Technology、以下「快先森」)」が先月、プレシリーズAで数千万元(約数億円)の資金調達を行った。調達した資金は企業の組織拡大と市場の開拓に用いられ、今後より多くの省都に進出して運営拠点を設ける予定だ。

快先森は2015年創業の第三者即時配送サービス企業で、同社のタグラインは「専属フルタイムの配達員」だ。同社は自社で配送チームを設け、譲渡抵当によって配送車両を支給し、従業員管理とサービスの質の安定を強化している。

現在、同社は主にテイクアウト事業者や大型飲食チェーン、コンビニ、スーパーマーケット、花卉および生鮮食品の販売業者などにサービスを提供しており、さらに地域コミュニティによる共同購入商品の同一市内配送サービスを請け負っている。同社のデータによると、快先森は現在、華東地区・華南地区を中心とした全国21都市でサービスを提供しており、1日当たりの注文数は30万件以上に達する。配達員は専属とパートを合わせると1万8000人以上在籍し、すでに黒字化を実現している。

ユーザーがますます時間厳守を求めるようになるにつれ、テイクアウト業者も配送サービスに質を求めるようになっており、配送業に特化したサードパーティーにチャンスが生まれている。主なテイクアウトプラットフォームの受注件数は1日平均5000万~6000万件という現状を背景に、快先森の昨年の売上高から見ると、同市場は今後、少なくとも1000億元(約1兆6000億円)規模になると見込まれている。

即時配送関連企業は大小合わせて全国に約500社あり、「閃送 (Flash Ex)」を代表とするC2Cモデルを除いて、大半の企業はテイクアウト事業者や小売店にサービスを提供している。しかし、多くの場合はクラウドソーシングのような形式で配達員を確保しているため、個々の帰属意識が薄く、天候不良の日には仕事を受けないなど、サービスの質にムラが出ている。

快先森の創業者兼CEOの楚東輝氏は、「即時配送の要は規模と運営で、中でもサービスの質を決定づけるのは、従業員管理の効率だ」と指摘する。同社は運営データを基にした人員手配管理システムを採用すると同時に、都市ごとのエリアマネージャーを置いた。人員手配と業務分配の効率を最適化するために、各都市でネットワーク化計画を実施し、ネットワーク内に運営拠点を設けている。

今のところ、運営拠点が担っているのは、配送スタッフの研修やカスタマーサービス、人員手配および管理機能であり、さらにスタッフの休憩や業務連絡の場、配送車のバッテリー交換・充電スペースの役割も果たしている。運営拠点は現在、全国に200カ所以上設けられている。

今回の投資に関わった「梅花創投(Plum Ventures)」創業パートナーの呉世春氏は、「ユーザーもプラットフォームも、テイクアウト業界が活気にあふれたエコシステムを有し、より革新的な商品とサービスを生み出すことを求めている。特にニューリテールはポストインターネット時代のシンボルとして、今後は市場で熱い注目を浴びることだろう。即時配送はニューリテール業界のインフラとして、将来的に大きな発展が見込まれている。同時に、快先森がCEOを筆頭に組織的な粘り強さを備える点を我々は評価しており、同社には今後も大きな成長の可能性があるとみている」と語った。
(翻訳・虎野) 

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