広州汽車とテンセント支援のモビリティサービス「如祺出行」、香港で上場へ

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中国のモビリティサービス大手「如祺出行(ON TIME)」が8月18日、香港証券取引所への上場に向け、目論見書を提出した。

如祺出行は2019年、中国自動車大手の広州汽車集団(GAC Motor)と中国ネット大手のテンセント(騰訊控股)が共同で設立。22年5月には、自動運転技術を開発する「小馬智行(Pony.ai)」からも戦略的出資を受けている。

同社はモビリティサービス、テクノロジーサービス、エコロジーサービスを3大事業とし、研究開発に注力してスマートモビリティ分野で技術的優位性を確立。人工知能(AI)アルゴリズム・モデルを自社開発し、オープンなロボタクシー運営プラットフォームや自動運転データソリューションを構築した。

米コンサルティング大手のフロスト&サリバンによると、22年の取引額を基準にした場合、如祺出行は広東省・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)で第2位のモビリティサービスプラットフォームとなっている。同社は23年6月30日現在、広東省広州市、深圳市、珠海市など粤港澳大湾区に位置する都市を中心に、9つの主要都市で事業を展開している。

広州汽車傘下のモビリティプラットフォーム「ON TIME」、ロボタクシー事業に参入

(36Kr Japan編集部)

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