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中国電子商取引(EC)大手アリババグループ傘下の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」はこのほど開いた2023年パートナー大会で、海外観光客向けに新たなアリペイ国際版を発表した。支払いプロセスを最適化し、世界からの観光客にモバイル決済とデジタルサービスをより便利に体験し、中国旅行を楽しんでもらう。
海外ユーザーは主要国際カード会社のビザ、マスターカード、ダイナースクラブ、ディスカバーカード、JCBが発行するクレジットカードをアリペイのアカウントに登録することで、中国大陸のユーザーと同様のモバイル決済サービスを利用できる。
新たなアリペイ国際版では海外観光客が利用できるサービスも増えた。店舗での利用のほかにもバスや地下鉄、タクシーなどの交通機関、ホテルや航空券、列車、観光地入場券の予約、観光地の入場券などの予約にも利用できる。9月23日に開幕する杭州アジア大会のチケットの購入も可能で、スマートフォン1台ですべての手続きを行える。
翻訳やレート換算などのツールのほか、英語など多言語のカスタマーサービスも提供。中国を旅行する人々に利便性を提供する。(新華社上海)
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