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新エネルギーを動力源とする商用インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)を開発する「前晨汽車科技(Newrizon Automobile Technology)」がこのほど、核聚資本(FUSION CAPITAL)から1億元(約20億円)余りを調達した。同社は今年2月にも、新興EVメーカー蔚来汽車(NIO)傘下の「蔚来資本(NIO Capital)」から1億元余りを調達している。
前晨汽車は2020年9月、NIOの元シニアバイスプレジデントの黄晨東氏が設立した新エネ商用車のブランドで、これまでに小型電気トラックの「EC1」と「iC1」の2車種を発表している。EC1は発売初年で1000台以上を販売し、新興勢力の中では唯一販売台数トップ10に入った。iC1は今年8月初め、完全自社開発の小型EVトラックの2車種目として市場に投入された。
小型トラックは主に短距離の都市間輸送で用いられ、必要な走行距離は約200キロ程度とされる。iC1の航続距離は、中国独自のCLTC基準で255キロ。大容量バッテリーではなく、85.4キロワット時(kWh)のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、車両価格を大幅に抑えた。
今回調達した資金は、iC1のプロモーションのほか、バッテリー交換事業の展開、中国国内の販売チャネルの構築、および海外事業の開拓に充てられる。同社は今後、EVバンの開発と量産も進める方針だという。
https://36kr.jp/222094/
*23年9月27日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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